この土日は、わたしの住んでいるFillmore Stで行われるFillmore Jazz Festivalでしたわ。通りが歩行者天国になり、服屋、飯屋、アート屋、パチモン屋など、多種多様な出店が軒を連ね、ステージが出現し、近くの教会でもライブが行われる、素晴らしい2日間でした。まず、朝の7時くらいにピアノの調律の音で目が覚めます。うるさい。
一日目は、Calvary Presbyterian Churchでのスウィングをはじめとしたクラシカルなジャズ(デューク・エリントンやってくれた！)、夕方に屋外ステージでハジけていたキューババンドが最高だった(ジャズではなかったけど、なんというジャンルだろうか、ソン？)。教会では最前列から徐々に、次々と、老夫婦や知らないひと同士が踊りだして胸が熱かった。今回の統計としては高齢のひとのほうが良く踊っていた。
途中、吉田さんが名古屋から来るのに家に何も無いので家具を探す旅に出るも、かわいい雑貨屋さんでキュンときた布一枚を買っただけになってしまった。その店はかなりふんわり系だったのに(店名はPicnic(！))スヌープ・ドッグのレシピ本が置いてあって良かった。通りかかった公園、アメイジング。公園がいちばん神だとおもった。公園でのんびりしまくりたい。
二日目、家のお湯が出なくなる。とりあえず管理人に迅速に連絡したのち全裸の状態から服を着る行為、着服をし、直る見込みがあるまで家にいようかと読書していた。うちのすぐ外のステージでギグっていたThe Dynamic Miss Faye Carolがすごく良かったからすぐ外に出た。ドラムの音がでかく、というかうますぎてありがたかったが、調べてもドラマーの方のお名前がわからなかった。そのあとは前日とは違う教会ステージに行ったり、うろうろしたり、散髪したり。わけもなく荒み、少し離れた小さなグローサリーに入ると、品数多く店員さんはやさしくで気分が解れた。ここに頻繁に行きたい。
夜、前任Mさんの送別ということでリトルイタリーにて食事。サンフランシスコ名物というチョッピーノを頂いたが、カニ、エビ、なんやかやの貝、イカみたいなものがごろごろ入っていてめっぽう美味い。みんなこれを食べると良い。帰り霧が出まくっていた。
