夢里村

アー

アメリカ14日目 ひとり(じゃないよ)飲み

休みだ。明日新居へインということもあり、会社のセンパイ(前任Mさん)に車を出してもらい家電屋に連れて行ってもらった。ドライヤーが欲しかったのだが、なんと3種類しか売ってなかったうえにどれも100ドルくらいと高い。ダイソンのものもあった、吸う以外もできるんだな。アマゾンで買っても良かったけどまだアメリカのアカウント作っておらず面倒だったので(明日届くものがあるかわからなかったし)、毎日使うものだしなとその場で購入。結果とんでもない強風が出るものであった。電子レンジも買ったがそれは50ドルだった。安くないか? 道中Mさんとカーニズムやアナキズム、資本主義の今後について語り合った。今日一日なぜかアゴが痛い。

この景色で一枚羽織らないと寒いのなんなんだ
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お買い物が終わりMさんと別れ、ホテルが今日で最後なのでまだうろついていなかった近所のPolkストリートを散策。素敵なクッキー屋や家具屋などがあり、何より飲み屋がとても多くて良い通りだった。ここで店に入っても良かったが、別の通りに気になっているバーがあったのでそこへ向かうと、7席くらいの席が満席+立ち5人くらいと入店率180%くらいだったため諦めた。また来よう。もう一つ気になっていた、ホテルの真向かいのバーへ。ここはもっと広い店内かつ、ガラガラだった。ちなみに最高の店だった。まずは805というサンフランシスコのビールを飲んだ。もう一杯別の地元のビールを飲んだあとにジェムソンにしたら量がすごかった。店主のポールはとても優しく、チップはいらねえと言ってくれたりWelcome to サンフランシスコと一杯奢ってくれた。テキーラで乾杯した、おいしかった。サンフランシスコがロケ地のダーティ・ハリーの話をしたら、ヒッチコックもたくさんこの街で撮ってるぜ、という話をしてくれたのも嬉しかった。最初の方にひとりで寂しく飲んでいたらカップルで来ていたカークが声をかけてくれ、ポールがこっち来なよと言ってくれ会話にいれてくれた。英語がうまく話せずごめんねと言ったらカークは、お前ともっとコミュニケーションとりたいからそんなこと言わずもっと喋ってくれと言ってくれた。泣いた。カークのパートナーのキャシーはぼくの言ったことをわかりやすく補足してくれたりして優しすぎた。でもキャシー何も飲んでなかった。ようすをみたところカークに無理やり付き合わされていたぽいが、それでもなんかソフトドリンクとか飲んだほうがいいんじゃないかとは思った。途中ラリーというじいさんが来て隣に座ったが、このひとが日本に滞在してたこともあるらしくたくさん日本語を知っていた。店内でかかっている曲に毎回 これはストーンズだな とか反応していて、好きなギタリストの話になったりした。スティービー・レイ・ボーン最高ということになった。

ほんとうにホテルの目の前にあるバーなんだが、実はそこに泊まってるんだよ と話すとポールがこう言った。それは……、長いこと歩いてきたな。HAHAHA. これが……、アメリカンジョークか。

サンフランシスコIKEAf:id:yumesatomura:20240625014623j:image